医療向けコンポーネントを使用したシステム統合機能を習得するためのコースです。
本コースは、医療向けシステム統合で使用されるHL7 との連携に特化したシステム統合機能を習得するためのコースです。
具体的には以下の内容をご理解いただきます。
• HL7 I/O
• HL7 メッセージルーター
• データ変換
• カスタムスキーマ
• メッセージの検索
前提条件
• オブジェクト指向に関する基本的な知識
• システム統合に関する基本的な知識
• InterSystems Objectによるクラス定義を利用したプログラミングが読めばわかる程度
• ObjectScriptがある程度、読める/記述できる程度(推奨)
このコース受講前に「システム統合機能の使い方(3 日間)」の受講が必要です。
詳細情報
ロジスティクス | 詳細 |
会 場 | オンライン 現在、対面でのトレーニングは開催しておりません。 |
日数(時間) | 2 日(12 時間) 10 時〜17 時(状況により18 時まで) |
参加費 | 6万円/1人(税抜き) |
対象者 | InterSystems製品(IRIS/IRIS for Health/Ensemble/HealthConnect)でシステム統合を構築される方 システム統合担当者 SIベンダー様またはエンドユーザ様企業でESB、SOAでのシステム構築の計画あるいは興味のある開発者、システムアーキテクトの方 |
コースの形態 | 演習を交えた講義 |
コース定員 | 10 名 |
学習の目標とはしないもの | 演習で使用するアダプタ以外のアダプタ使用方法詳細 ダッシュボード、ワークフローの構築 HL7の送受信を取り扱うプロダクション |
コースの内容 1日目
Module 7 HL7 I/O
- HL7 のメッセージ
- スキーマと構造
- HL7ビジネス・サービス
- HL7ビジネス・オペレーション
- アダプタの設定
Module 8 HL7メッセージルーター
- ルーティングルール
- 仮想プロパティへのアクセス方法
- テスト方法
コースの内容 2日目
Module 9 データ変換 Ⅰ
- HL7のデータ変換
- データ変換ビルダの使用方法
- DTL(データ変換言語)詳細
- データ変換のテスト
Module 10 データ変換 Ⅱ
- ユーティリティ関数
- オプショナルセグメント
- ルックアップ・テーブル
- サブ変換
- 要素の数え方
Module 11 データ変換 Ⅲ
- Codeブロック
- Foreach アクション
- メッセージの分割
Module 12 カスタムスキーマ
- 概要
- 作成方法
Module 13 メッセージの検索
- メッセージの検索
- 検索オプション
- SQLの利用
- 検索テーブル
時間に余裕がある場合は、以下参考モジュールも内容に含める場合があります。
- 付録:ACKとNACK
- 付録:ダッシュボード
- 付録:Ensemble Webサービス
- 付録:レコードマップ
お問い合わせ先
インターシステムズ トレーニングセンター
Tel : 03-5321-6200