本コースは、アプリケーションデータに特化したオリジナルの分析ツールを構築できるAnalytics(またはDeepSee)メニューの活用方法を習得するためのコースです。
コースでは、各種ツール操作練習を通して以下の項目をご理解いただきます。
- アナライザを使ったピボットテーブルの作成方法
- ダッシュボードを使ったインタラクティブな分析結果の表示方法
- アーキテクトを使ったモデル定義の作成方法
- KPIを利用したピボットテーブル作成とダッシュボードでの表示方法
- ダッシュボードからWebアプリケーションへの情報受け渡し方法
- 分析元データの更新に対するキューブの維持管理方法
- プログラミングによるMDXクエリ実行結果取得方法
【お申込み前にご確認ください!】
本コースは、InterSystems製品の操作経験があることを前提とさせていただいております。
ご経験のない方は、基本操作を体験するための時間(2時間程度)を追加できます。お申し込み時にその旨ご連絡ください。
前提知識
- InterSystems製品でのプログラミング経験があること。
- オブジェクト指向に関する基本的な知識
- SQLに関する基本的な知識
詳細情報
ロジスティクス | 詳細 |
会 場 | オンライン *現在、対面でのトレーニングは開催しておりません。 |
日数(時間) | 4日間 (10時~17時) |
参加費 | 12万円/1人(税抜き) |
対象者 | InterSystems 製品(IRIS/IRIS for Health /Caché/Ensemble/HealthConnect)での組み込み分析を担当される方 BI(DWH)開発経験者 |
コースの形態 | 演習を交えた講義 |
コース定員 | 10 名 |
学習の目標とはしないもの | アプリケーション構築の設計、実装 MDXについての詳細な説明 |
コースの内容 1日目
Module 1 概要
- 組み込み分析概要
- アーキテクチャ
- 構成要素
- ツール
- セキュリティ
Module 2 ピボットテーブルとアナライザ
- アナライザの使い方
- ディメンジョン、メジャー、フィルタ
- ピボットテーブルの作成と保存方法
- ドリルダウン、Allメンバ、リスティングについて
- 詳細な名前付フィルタの利用方法
- オプション:ピボット、軸、レベル、グラフ
- 条件付書式
- 計算メンバとマニュアルモードのクエリ実行
- ピボット変数について
コースの内容 2日目
Module 3 ダッシュボードとユーザポータル
- ダッシュボードの作成
- ウィジェットの設定とコントロールの設定
- ピボットとグラフ表示
- スコアカードとメータ
- ユーザポータルについて
Module 4 モデリング
- キューブ
- キューブの構成要素
- 定義方法
- キューブのドキュメント
- サブジェクト領域
- ビルドの制限
- キューブ間のリレーションシップ
- キューブの継承
- データコネクタ
コースの内容 3日目
Module 5 キューブの同期
- キューブ全体の再構築
- 更新のあったレコードに対する再構築
- 個々のレコードに対する再構築
- ^OBJ.DSTIME
- キューブマネージャについて
Module 8 KPI
- KPIの用途
- データ:系列とプロパティ
- KPIクラスのコールバックメソッドの種類
- フィルタ、カスタムアクションの設定
- KPI XDataブロックについて
- KPIの作成とテスト方法
- <kpi>,<filter>,<action> 属性について
- pContext の利用方法
コースの内容 4日目
Module 9 セキュリティ
- Cachéの基本セキュリティ
- 承認の基本概要
- DeepSeeのシステムリソースについて
- DeepSeeのツールと要素の保護
- ダッシュボードアクセスの監査
Module 10 追加機能
- %DeepSee.ResultSet
- DeepSee シェル
- キャッシュ、DeepSeeのプロセス
- DeepSeeのグローバル
【付録】
A MDXと計算メンバ
- DXクエリの作成/実行ツールの使い方
- 基本のクエリシンタックスと機能
- フィルタ
- メンバ式、セット式、タプル式
- EXCEPTと%OR
- CROSSJOIN, NONEMPTYCROSSJOIN
- MDXの関数
- 計算メンバとメジャーではない計算メンバ
B 埋め込みダッシュボード
- ダッシュボードからWebページを開く方法
- ダッシュボードをWebページに埋め込む方法
お問い合わせ先
インターシステムズ トレーニングセンター
Tel : 03-5321-6200