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NY Care Information Gateway、InterSystems HealthShare® Patient Index を採用

地域医療情報組織は50万件の重複患者記録を即座に削除

 
米国マサチューセッツ州ケンブリッジ、2019年2月4日―医療、ビジネス、官公庁向け情報技術のグローバルリーダーである インターシステムズは、本日、NY Care Information Gateway(NYCIG)が、医療連携ソリューションのスイート製品の1つである InterSystems HealthShare® Patient Index を、同組織のマスター患者インデックスの基盤技術として使用を開始したことを発表しました。

NYCIG は、ニューヨーク、ロングアイランドの5つの行政区でサービスを提供する地域医療情報組織(RHIO: regional health information organization)で、患者の医療健康情報の収集、保存、共有を行い、加盟組織が提供する医療の質と安全性の改善、患者プライバシーの保護、コスト削減などを支援しています。この RHIO は650万人の生命を預かり、550万人の有効な患者を有しています。このうち、150万人のデータは、ニューヨーク州の全ての患者に対するより包括的な全ての医療提供に活用されています。

2014年よりインターシステムズの顧客である NYCIG は、これまで使用していた HealthShare 製品にPatient Index 機能を追加しました。これにより、ニューヨークおよびロングアイランドの全ての地域で、患者ケアの溝を埋めることが可能になります。医療組織では、DSRIP(Delivery System Reform Incentive Payment Program:医療提供制度改革インセンティブ支払いプログラム)などのイニチアチブをサポートすべく再編成が行われていますが、HealthShare Patient Index によって、NYCIG は、再入院率を減少させ、マネージドケアモデルの補助金対象に必要な最も重要な情報を、参加者に提供する支援をしています。

NYCIG は、これまで使用していた技術ベンダーから Patient Index へ移行し、即座に患者記録を同期させて、50万件以上の重複データの特定と削除を行いました。更新データをリアルタイムで州のマスター患者インデックスと共有することが可能になり、NYCIG は、ニューヨーク州の全ての RHIO パートナに、より包括的な患者記録を提供できるようになりました。

「地域および全国レベルで、量より質を重視することが、医療組織にとって重要な指標です。医療組織成功のためのパートナである NYCIG のような組織にとって、顧客組織がそのパフォーマンス指標を達成し最良のケア提供が可能なように、データの溝を解消することは、最も重要事項です」と、NYCIG エグゼクティブダイレクタ Nick VanDuyne 氏は述べています。「HealthShare によって、当組織のパートナは、彼らの患者の統合ケア記録にアクセスが可能で、よりよい質のケアの提供、再入院の減少、診療による収入の増加が可能になります。さらに、ニューヨーク市とロングアイランドのより広範囲な患者をカバーするという当組織の最終的な目標に、さらに近づくことができました。」

NYCIGは、加盟組織の糖尿病患者グループに対し、より大きなケア価値を提供しています。NYCIG は、組織のもつ1万9千の患者記録を、HealthShare を基盤とする統合診療記録と統合して、より包括的で正確な 糖尿病患者の HbA1c スコアを表示し、糖尿病患者管理のための新しい基準である、価値に基づく支払い制度への移行をサポートしています。

医療サービスが必要あるいは不必要な患者をより効率的に特定できることで、運用コストの削減と必要な患者への高品位のケア提供が可能になりました。こうした成功結果を受け、NYCIG は、さらに大きな患者コホートに対して、30のデータセット測定値を新たに提供する予定です。

NYCIG は、また、HealthShare を使ったカスタムアラートを利用することで、他の参加者のアラート発行の労力を軽減し、ワークフローを整備します。患者の特性、アラートタイプ、さらに、主に再入院あるいは退院に特化したカスタムアラートを運用することで、NYCIG は、各医療機関にとって最も重要な情報を管理するよう、アラート数を減らし、それによって、加盟者に直接的に診療による収入増につながる結果をもたらしています。

「HealthShare の柔軟性と拡張性によって、当社の顧客は、今日のケアコミュニティにとって、驚くほど革新的な診療ソリューションの提供が可能になります」と、インターシステムズ、HealthShare 担当副社長ドン・ウッドロックは述べています。「NYCIG の Patient Index の使用は、その非常によい例です。医療業界は、マネージド バリューベースドケア モデルにシフトしており、パートナにとって、ケアの間にある溝を埋め、患者ケアの改善を支援する NYCIG の HealthShare の活用は、医療業界全体が向うべき方向を示していると思います。」

HealthShare Patient Indexについて、さらに詳しくはこちらをご覧ください。
https://www.intersystems.com/jp/products/healthshare/patient-index/

NY Care Information Gateway のNick VanDuyn 氏は、2月12日 午後2時(米国東部時間)、HIMSS19 インターシステムズブース(#1559)において、彼らの HealthShare の活用について、プレゼンテーションを行います。この様子は、Facebook Live www.facebook.com/intersystemsにて中継致します。

 
インターシステムズについて
インターシステムズは、世界で最も大切なアプリケーションを支えるエンジンを提供しています。人々の生命や暮らしにかかわる医療、金融、官公庁、その他の分野で、大切なことを支援する力となっています。インターシステムズは、1978年に設立され、米国マサチューセッツ州ケンブリッジに本社を置く、世界中に拠点をもつ株式非公開企業です。その製品は世界80ヶ国以上の数百万ユーザーによって、日々利用されています。詳しくはこちらをご覧ください。 InterSystems.com/jp/

NY Care Information Gatewayについて
ニューヨークの8つの認定組織の1つである NYCIG は、Statewide Health Information Network of New York (SHIN-NY:ニューヨーク州全域医療情報ネットワーク) をサポートし、500以上の加盟組織に対して医療情報交換の安全なネットワークを提供しています。マンハッタン(Saint James and Elmhurst)に位置し、NYCIG チームは、開発、トレーニング、コンプライアンス、SHIN-NYのデータや患者情報閲覧のニーズといった加盟者の要求に答えています。エグゼクティブディレクタ Nicholas VanDuyne 氏によって日々運営され、 NYCIG は10年以上に渡ってサービスを提供しています。NYCIG と拡大するチームサポートに関しての詳細は、こちらをご覧ください。 www.NYCIG.org

 

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