InterSystems IRIS 2024.3 で発生する2つの製品障害が確認されました。
お使いの環境が該当する場合は、それぞれの解決方法にしたがってご対応いただきますようお願い致します。
【障害1】 AIX プラットフォームにおける JSON Unicode パース問題
AIX 上の InterSystems IRIS 2024.3 で、JSON Unicode 文字列のパースに影響する障害が確認されました。
[対象バージョン]
以下のオペレーティングシステム かつ 以下のバージョンでのみ発生します。
対象OS: AIX
対象バージョン: 2024.3
[問題の詳細]
本障害は、AIX 上の Unicode バージョンのインスタンスでのみ発生し、ASCII 文字とUnicode 文字が混在するデータを処理するアプリケーションに影響します。
具体的には、%FromJSON() または %FromJSONFile() を使って $CHAR(256) 未満の文字の後に $CHAR(255) 以降の Unicode 文字が続く文字列を解析したときに発生します。その結果、文字が予期しない $CHAR(0) に変換されるなどして誤った文字がデータベースに保存されたり、エラーが発生しないまま結果が返る可能性があります。
本障害は DP-439207 で解決されました。
[解決方法]
AIX 上で InterSystems IRIS 2024.3.0 を実行し、かつ、Unicode データベースがあり、Unicode と非 Unicode の文字が混在している場合は、できるだけ早くInterSystems IRIS 2025.1.0 にアップグレードしてください。
【障害2】IntegratedML コンテナにおける TensorFlow 問題
IRIS 2024.3 コンテナ版で IntegratedML を使用すると、トレーニングエラーが発生する可能性があります。
[対象バージョン]
以下の IRIS 2024.3 コンテナ版
container.intersystems.com/intersystems/iris-ml:2024.3
[問題の詳細]
InterSystems が提供する IRIS 2024.3 コンテナで IntegratedML を使用時にTensorFlow と関連する依存関係との互換性の問題により、モデルのトレーニングに失敗する可能性があります。
[解決方法]
IntegratedML を IRIS または IRIS for Health のコンテナで使用される場合開発者コミュニティの以下の記事(英語)の方法で、独自コンテナを作成することが推奨されます。
https://community.intersystems.com/node/583636
上記手順のように pip パッケージマネージャによって依存関係を手動で管理いただくことで、IntegratedML Python 環境内での scikit-learn のようなAutoML コンポーネントの互換性と適切な機能が保証されます。
これら警告についてご質問がある場合は、カスタマーサポートセンターにご連絡下さい。