3Mが医療現場の複雑な請求の課題を解決しDXを推進
医療では、複雑なことなどないように思われます。ただ患者と医師の間でのやりとりです。しかし、このとても単純に思える関係の背後にはきわめて複雑な要素が潜んでいます。この関係にまつわるすべての側面をドキュメント化する必要があり、しかも、コーディングしなくてはなりません。さらに、診断や治療のそれぞれに対して、請求やその他の数字にひもづける必要があります。新しいより詳細なコーディング標準 (ICD-10) の使用が近く必須になることを受け、3M ヘルスインフォメーションシステムズは、InterSystems Ensemble を使用して、複数のコーディング、臨床ドキュメントの改善、パフォーマンス モニタリング プロセスを単一のプラットフォームに統合することにより、複雑さを解消することにしました。
3M 360 Encompass Systemがプロセスを自動化し業務を効率化
この結果開発された 3M 360 エンコンパスシステムは、プロセス自動化の推進、ICD-10 使用の簡素化、非効率な複数のコーディングやドキュメント処理の削減、連携されていないシステムに費やしていた時間やコストなどを軽減し、病院のDX推進を支援します。
「3M 360 エンコンパスシステムにより、入院患者および外来患者双方のコーディングにおける生産性を大幅に改善できています。これは、緊密な統合、先進的な自然言語処理テクノロジ、ワークフローの効率性の向上による成果です」と、3M 360 エンコンパスのビジネス ディレクタである マイケル・ビー 氏は述べています。「Ensemble 上で開発することにより、革新のために時間を多くとれるようになりました。高パフォーマンスの統合エンジンにより、トラブルシューティングにかける時間が減り、製品の拡張にかける時間を増やすことができたのです」