自由に作成できるカスタムコンポーネントを使用したシステム統合機能を習得するためのコースです。
本コースでは、Interoperability(またはEnsemble)メニューを使用して、システム統合を行うために用意するカスタムコンポーネントの作成方法、ビジュアルトレースによるデータの流れの確認などを行います。
Interoperability(またはEnsemble)での開発には、InterSystems Objectによるクラス定義や簡単なオブジェクト操作、ObjectScriptでのプログラミングができることが前提となります。
ご経験がない方には、2時間程度のご説明を追加できます。お申込時、その旨ご連絡ください。
前提知識
- オブジェクト指向に関する基本的な知識
- システム統合に関する基本的な知識
- InterSystems Objectによるクラス定義を利用したプログラミングが読めばわかる程度
- ObjectScriptがある程度、読める/記述できる程度(推奨)
詳細情報
ロジスティクス | 詳細 |
会 場 | オンライン *現在、対面でのトレーニングは開催しておりません。 |
日数(時間) | 3日(18時間) 10時〜17時 |
参加費 | 9万円/1人(税抜き) |
対象者 | InterSystems製品(IRIS/IRIS for Health/Ensemble/HealthConnect)でシステム統合を構築される方 システム統合担当者 SIベンダー様またはエンドユーザ様企業でESB、SOAでのシステム構築の計画あるいは興味のある開発者、システムアーキテクトの方 |
コースの形態 | 演習を交えた講義 |
コース定員 | 10 名 |
学習の目標とはしないもの | 演習で使用するアダプタ以外のアダプタ使用方法詳細 ダッシュボード、ワークフローの構築 HL7の送受信を取り扱うプロダクション |
コースの内容 1日目
Module 1 概要
- システム統合機能の役割
- システム統合機能について
- 全体像
Module 2 統合エンジン
- プロダクションとは
- ビジネス・コンポーネントについて
Module 3 メッセージ
- メッセージの中身
- 実装方法
Module 4 ビジネス・オペレーション
- ビジネス・オペレーションの定義
- 実装方法
コースの内容 2日目
Module 5 ビジネス・プロセス
- ビジネス・プロセスについて
- BPLオブジェクトについて
- Contextオブジェクトの利用について
- プールサイズの設定
Module 6 ビジネス・サービス
- 定義
- 実装
- 処理の流れ
Module 14 アラート
- 問題のあるメッセージの操作方法
- メッセージ・ルータについて
- ルールの使い方
コースの内容 3日目
Module 16 まとめ
- 管理ポータルのその他機能について
- コンポーネント名について
- コンポーネントのプロダクション設定カスタマイズ方法
- トレース文字列の登録方法
- イベントログへの記録方法
Module 17 プロダクションの管理
- プロダクションの開始/停止
- プロダクションの更新
- 一時停止状態のプロダクション
- 認証情報の取り扱いについて(IRIS/Ensembleのみ)
- プロダクションデータの削除について
- プロダクションのデフォルト設定について
- 開発環境のエクスポートとデプロイ
- プロダクションのカスタマイズについて
- トラブル時の情報収集ツール
時間に余裕がある場合は、以下参考モジュールも内容に含める場合があります。
- 付録:ダッシュボード
- 付録:Ensemble Webサービス
- 付録:レコードマップ
お問い合わせ先
インターシステムズ トレーニングセンター
Tel : 03-5321-6200